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ラルクってカテゴリー作ったのにまだ使ってないんで、ここらで一丁!って感じでラルクの話をします。
REAL後の再開したラルクってなんかいい意味で力が抜けてる感じがするよね。
自分が思うラルクの絶頂期は、「True」~「HEART」だと思っています。ラルクを聴き始めようとする人には、このどちらかのアルバムを薦めるようにしています。
こんなこと言うと、これからのラルクに期待してないんかいっ!って怒られそうですが、そういう意味ではないんです。
ただね、自分にとってのラルクはREAL(及び REAL TOUR)で一度終わってしまってるんです。
今思うに、あの頃のラルクってすごいピリピリムードな感じで・・・なにかにあがいているような感じでした。
なんかね、無理矢理良いものを作ろうとして自分達の許容範囲を超えちゃってたような印象です。
それがアルバム「REAL」にもよく出てたし、「anemone」なんて断末魔の悲鳴のようにも聞こえました。
REAL TOURでは、完全にそれまでと違うラルクだったし、1人1人が自分の殻に閉じこもっているようでパラバラだったし、たとえ1人が演奏を途中でストップしたところで誰も気づかずに演奏を続けてたんじゃないかっていうようにも見えました。
自分もそうだったけど、メンバー自身も「ラルクは終わりかな」って感じてたと思う。
ツアーファイナルの最後にhydeが見せた涙は覚悟のようにも見えたし、kenちゃんのホッとしたような表情もとても印象的だった。
自分は今までに色んな国内外のバンドの最後を見てきたけど、まさにラルクのあの時が全く同じだった。
それでラルクはあれでとりあえずは終わってしまったと思う。
ソロ活動をしてリフレッシュしたら、また活動を再開しようということで活動休止になったけど、多分あの時は本当はみんなそうは思ってなかったと思う。メンバー間の確執も確かにあったと思うしね。
実際、そういう方法で活動休止をしたバンドって沢山いたからね、国内外問わず。まっ、わかりやすいところで言えばルナ・シーしかり、イエモンしかり・・・中にはとりあえず活動を再開したバンドもいたけど、結局はほとんどは解散しちゃったケース多いしね。
普通のバンドならこれで完全に終わっちゃうんだけど、1人だけ唯一違う考えのメンバーがいた・・・tetsuです。
この人だけはラルクの再生を信じていたと思う。
それぞれのソロ活動で、ラルクでは抑えていた本音をさらけ出すことによって、無理しないで自然でいいんじゃないの?って悟ったような気がするんですよね。
ラルクはこうでないといけないっていう、以前は肩に力の入りきった姿勢が変化したのは確かだと思う。
メンバー自身も、一度壊れきったバンドだから、どうなってもいいや・・・くらいに考えたのかも知れない。
「リユニオン」・・・再結成って意味だけど、SHIBUYA SEVEN DAYSでリユニオンライヴを行ったのだと思う。
そして発表された「SMILE」では、とても力の抜けたアルバムになりました。
そのスタンスは今では変わってないと思う。
またまたこんなこと言うと怒られるかも知れないけど、自分にとっては再開後のラルクは「オマケ」みたいなもんです(笑) いや、これも良い意味でね。
オマケなラルクはとても良いバンドになったと思います。大きな危機を乗り越えたバンドっていうのは強いもんです。
またまたまた怒られるかも知れないけど、また長い休暇に入ったとしても、もしたとえたった今ラルクが解散しても決して悲しくはないです。
なにせ自分にとっては「オマケ」ですから(笑)
いや、でもグリコのオマケみたいに、本元のキャラメルより人気が出ちゃうもこともありますからね(笑)
自分も、そういう現在のラルクと同じ楽~な気持ちで、これからもつきあっていきたいと思っています。