待望のメタリカの新作が5年ぶりに出ました。噂では、今度のアルバムはプロデューサーも代わり初期の頃のようなサウンドになっているらしいと聞いていました。結論・・・あらたな名盤の誕生です。あえて、メタリカの最高傑作とまでは言いませんが少なくとも近年のアルバムの中では最高です。
新しいプロデューサーはレコーディングにあたり、「初めてアルバムを作る時の気持ちになれ」と指示したそうです。そして、最近のメタリカの演奏のキーは初期の頃よりも半音落としたキーでレコーディングしていたのですが、それを半音上げて昔のキーにするようにも指示をしたらしいです。結果、ヴォーカルのキーも半音上がった状態になるわけで、若かりし頃のジェームス・ヘットフィールドのボーカルが蘇りました。前作は実験的なアルバムで、ギターソロを一切入れずリフのみだったのですが、今回はふんだんにギターソロも盛り込み、曲の速さも初期の頃に戻ったような印象。でも、ただ初期の頃のようなサウンドに戻ったわけではなく、変革期のメタリカの音も前作のような実験的な音もすべて消化したアルバムになっています。もう、スラッシュメタル好きにとっては「好きなメタリカが戻ってきた」って喜んでいる意見が大半なようです。
デトロイト・メタル・シテイを引き合いに出すのもなんなんですけど、これが本物のメタルだよ、と言わんばかりのサウンドは凄まじい説得力があります。とにかく傑作です、名盤です。これを聴いて血湧き肉躍らないロックファンはいないと思います。D.M.Cを観たり聴いたりしてメタルに興味を持った人にも聴いてもらいたいアルバムです。是非、大音量で(笑)
んで、その「デトロイト・メタル・シティ」の映画を観てきました。
もうね、めちゃくちゃキレまくった映画ですね。松ケンの演技もキレまくってました。全編、笑いっぱなしでしたね。クラウザー信者達がめちゃくちゃ面白い。もうなにをやっても、「おぉ~クラウザーさんが・・・」みたいな感じで(笑)とにかくハチャメチャぶりが、メタルに興味のない人にでも楽しめる映画だと思います。
ライヴシーンでは、ロバートの秋山演じるドラマーが、そんな叩き方じゃそんな音は出るわけないぞ!とか、スリーピースバンドなのに、クラウザーがギターを弾かないでマイクスタンドを握って唄っていても、ちゃんとギターが鳴ってるぞ!・・・とか、ツッコミどころ満載でもありました(笑)
あと、宮崎美子演じる松ケンの母親が、どんなに外見が変わってしまっていても、息子のことはちゃんとわかるんだなぁ~としみじみしてみたり・・・。
とにかくキレまくりの映画ですけど、唯一KISSのジーン・シモンズが松ケンのライバル役で最後に対決をするわけですけど、やっぱり本物が登場すると画面がしまりますね。まっ、こういうメタルを題材にした映画なんて他にないだろうから、ジーン・シモンズもノリノリでやってる感じでした。
・・・ということで、今回のブログは本物とまがい物になってしまいましたが(笑)
でも、やっぱりメタルって好きだなぁ~・・・音楽って素晴らしいね。
P.S クロスはまだ入荷していませんでした。あと、以前Tシャツで出ていたデザインのものがロンTで何種類が入荷してましたね。とりたてて目新しいものはなかったです。
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