今週は寒かったですね~・・・こういう寒い日にはブルースがよく合います。
お酒をじっくり楽しみながら渋いブルースっていいもんですよ。
・・・とは言っても、いきなりアメリカの本場のブルースっていうのはあまりにも重いので、今回は日本のブルースの名盤を紹介します。
まずは日本のブルースを代表するバンド、憂歌団です。
紹介するのは「生聞59分」というライヴアルバムです。
初期の憂歌団は、まだアコースティックなブルースをやっていました。
観客とのやりとりがとてもアットホームで、歌詞がとてもユニークだし、ヴォーカルの木村充揮のオリジナルティー溢れるヴォーカルはとても楽しいです。
特に加山雄三カバーの「君といつまでも」は秀逸で是非聴いていただきたいですね。
当時、放送禁止曲に指定された「おそうじオバちゃん」や「パチンコ~ランラン・ブルース」などの名曲や、本格的なシカゴブルースのカバーなど名演揃いのアルバムです。
もう1枚、憂歌団です。ベストアルバムです。
憂歌団は何度かレーベルを移籍していて、レーベルごとにベスト盤があるのですが、これは全時代のレーベルを越えたベストなので、完璧なベスト盤です。
初期のアコースティックな時代から、しだいにバンド形式となりポップな時代へと変化していきますが、どの時代も素晴らしいので全時代を手軽に辿るにはお手軽なアルバムです。2枚組になっています。
次は、上田正樹と有山淳司の「ぼちぼちいこか」というアルバムです。
上田正樹は今や日本のAORを代表するヴォーカリストですが、デビュー当時は、サウス・トゥ・サウスというブルースバンドをやっていたんです。
このアルバムは、アコースティックブルースな曲をやっています。ブルースギターの名手、有山淳司とのデュエットアルバムです。とにかく、全編大阪弁の歌詞がおもろい。かなり下世話な歌詞もありますが、どれも名曲揃いで楽しめると思います。
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