夏といえばレゲエですよね。レゲエほど夏場に合う音楽はありません。
今回は、レゲエの名盤3枚を紹介したいと思います。
「ボブ・マーリー / ライヴ」
レゲエといえば、まず名前の挙がるアーティストといえばボブ・マーリーですよね。それだけカリスマ性のあるレゲエアーティストです。でも、結局どれを聴けばいいかわからないという人も多いと思いますが、ボブ・マーリーの代表アルバムといえば、まずこれです。「ノー・ウーマン・ノー・クライ」での会場一体となった合唱は感動ものです。勿論、代表曲である「アイ・ショット・ザ・シェリフ」も演奏されています。それまで、レゲエはジャマイカだけの音楽でしたが、このアルバムの登場によって一般的に認知されました。歴史的アルバムです。
もし、スタジオアルバムのほうがいい方は、「エクソダス」をお薦めします。
「ジミー・クリフ / ベスト・オブ・ライヴ」
これもまたライヴですが、ボブ・マーリーの張りつめたようなカリスマ性とは全然違っていて、ジミーの場合はとても人間的というか、暖かみのあるレゲエです。レゲエシンガーの中でも上手さはピカイチです。この人も名曲が多い人で、そのほとんどの曲が演奏されています。ボブ・マーリーよりもポップな感じでとっつきやすいかなと思います。ただ、このアルバムは日本盤は現在廃盤になっていて、輸入盤しか手に入らないです。ジミーが主演した「ザ・ハーダー・ゼイ・カム」という映画のサウンドトラックも名盤なのですが、他アーティストも入っています。これは現在も日本盤が手に入ります。
「サード・ワールド / 華氏96度」
このアルバムは長らく日本盤も廃盤だし、ちゃんとしたジャケ画像もないからどうしようかなと思ったのですが、自分が一番好きなレゲエのアルバムなので紹介しました。サード・ワールドは今ではダンス音楽に近い軽いレゲエバンドになってしまっているのですが、デビューしたてのこの頃は本格的なレゲエをやっていました。特にこのアルバムは、レゲエの信念に基づいた神々しい輝きを今でも放っていて、レゲエとはこうあるべきというものを聴くことができます。聴いてみたいという方は輸入盤を探してみてください。
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