「少年メリケンサック」観てきました。一言でいってクドカンワールド満載な映画です。
クドカンフリークなら是非観るべきです。宮崎あおいのブッ飛んだ演技も見どころです。「篤姫」と並行して撮影していたとは思えないテンション・・・。佐藤浩市の中年パンクロッカーぶりもさすがというところ。
ボーカルのジミー役の田口トモロヲが唯一本物のパンクロッカーなので、ちゃんとらしさを出しています(最初はボロボロだけどね)全体的な構成も、元マネージャーの証言を絡めていくところなど、セックス・ピストルズのドキュメント映画「グレイト・ロックンロール・スウィンドル」のパロディっぽくしているところなんかニクいです。
映画中のセリフで、佐藤浩市やユースケが言ってた、「最近の若い奴のパンクはつまらない」っていうのに強く同感しましたね。あと、ユースケのセリフの中に「原爆オナニーズ」も出てきたりしてニヤリとさせられました。
他にもパンク好きならニヤリとさせられるセリフや場面が沢山登場してくるので、パンク好きな人はめちゃくちゃ楽しめる映画になっています。こういうバンドが登場する映画ってどうしても観てしまいます。
映画といえば、先日日本アカデミー賞で「おくりびと」がほぼ独占状態でしたが、映画の内容から当然の結果だと思います。生と死という一貫したテーマがあって、笑える場面もちゃんとあってラストは大泣きさせてくれる映画ですから・・・本当に良い映画ですから、見逃した人はDVDで是非観ていただきたい作品です。
VAMPSのPV、まだ2つとも観てません・・・トラブルのほうは、泥棒さんなんだそうで・・・ちゃんとストーリーのあるPVって好きなので観てみたいですね。
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