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HYDEが好きなアーティストのアルバムを聴いてみようかと思ったことがあるかと思います。
でも、どのアルバムを聴けばいいの?とか聞かれることがよくあります。ベストアルバムは手っ取り早くそのアーティストを知るには良いと思うのですが、アーティストの本質を知るにはオリジナルアルバムを聞くほうがいいと思うんですよね。ベストってだいたいはアーティストの本意とかそっちのけで作られていたりしますからね。そんなわけで「HYDEのフェイバリットアーティストのアルバムはこれを聴け!」っていう感じで紹介してみたいと思います。とりあえず今回は洋楽編です。
「デヴィッド・シルヴィアン / シークレッツ・オブ・ザ・ビーハイヴ」
まずは、HYDEが一番敬愛しているシルヴィアンのアルバムから・・・ソロになってからの3ndアルバムで坂本龍一が全面参加しています。全体的に緊張感のある世界で統一されています。単にBGMとして聴くとえらい目に遭います(笑)それくらい研ぎ澄まされたアルバムです。とても地味な印象ですが、とても奥深くて一通り聴くとかなり疲れます(笑)HYDEがROENTGENで目指した世界感がここにはあります。アコースティックで室内楽なような・・・でも、それでいてROCK・・・聞きこむほど惹かれていくスルメのようなアルバムでもあります。
ちなみに「ザ・デビルズ・オウン」という曲も収録されていたりします(笑)
「デヴィッド・シルヴィアン / エヴリシング&ナッシング」
1アーティストにつき1枚にしようかと思ったんですけど、シルヴィアンだけ特別ってことで・・・しかも2枚組ベストです(笑)ベストなんて最初に言ってたことに反比例しますが、このベストはシルヴィアンの意志が入りまくりのベストなのです。ベストでありながら、収録曲の半分近くは未発表曲と別テイクという凄さ(笑)1曲目の「マグノリアの残り香」なんて、未発表曲なのに名曲・・・オリジナルアルバムのコンセプトに合わなかったら良い曲でも収録しないというシルヴィアンのこだわりが見え隠れします。シークレッツ・・・よりは聴きやすいアルバムだと思います。ベストでもお薦めの1枚。
「マリリン・マンソン / アンチクライスト・スーパースター」
マンソンといえばこの1枚です。この頃のマンソンはまだグランジのイメージがありました。このアルバム以後、マンソンは音楽的に変化をし続け現在に至ります。その辺りのターニングポイントになったアルバムでもあるので、デヴューの頃の直線的なイメージでもなく、また現在のように多種多様な音楽性を含んだ感じでもなく、自分にとっても「いい案配」のマンソンなのです(笑)
ゾンビーズでカバーしたこともある「イレスポンシブル・ヘイト・アンセム」や、マンソン音頭で有名な「ザ・ビューティフル・ピープル」も入っているので、HYDEファンにもお得ですしね(笑)
「デペッシュモード / ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション」
以前、ベストアルバムを紹介したことがあるデペッシュです。
デペッシュには名盤が多いのでどれにしようか迷ったんですけど、HYDEファンにお薦めってことで、宗教色の強いこのアルバムにしてみました。勿論、このアルバムを最高傑作とする方も沢山しますし、ヴォーカルのデイブもデペッシュの最高傑作に挙げてしますしね。「Condemnation」は大好きな曲です。教会の中で聴きたい感じの曲ですね。ちなみに、このアルバムをそのまんま曲順どおりに再現したライヴアルバムも出ています。それほどの名盤なのです。
「デュラン・デュラン / リオ」
実は自分的にはデュラン・デュランってそんなに思い入れのあるバンドではないのです。当時はメンバー全員がアイドル的な感じだったので敬遠していた感もあります。でも、このアルバムは良い曲が沢山収録されていて最高傑作だと思います。サビになるとキャッチーなメロディになったりという、ハードでありメロディアスであるという曲作りはHYDEにも多大な影響を与えたと思います。
ヒット曲も多く収録されているので買いです(笑)
「モトリー・クルー / 華麗なる激情」
日本語タイトルが笑えますが、正真正銘モトリー・クルーのデヴューアルバムです。オープニングナンバーが「ライヴ・ワイヤー」・・・もうこれだけで買いです(笑)いやいや、本当に良いアルバムなんですよ、これ。後のアルバム「ドクター・フィールグッド」が最高傑作とも言われていますが、モトリーの神髄って初期の暴力的な音楽性にあると思っていますから。今でもこのアルバムから数多くライヴで演奏されていますし、ライヴ映えする曲が多いんですよ。ヴィンス・ニールの荒々しすぎて勢いで突っ走ってるヴォーカルもこの時期ならではです。
「メタリカ / メタルマスター」
スラッシュメタルの大名盤です。1~2曲目だけでもすでにもう名盤と言えます。去年このアルバムがリリースされて20周年ということで、若手バンド達によるこのアルバムのトリヴュートアルバムが出たり、メタリカのライヴではこのアルバムを曲順のまま全曲演奏するということも行われました。スラッシュメタルはちょっと・・・という人にも一度聴いてほしいアルバムです。それなりにキャッチーですし、聴いていてゾクゾクとする曲ばかりです。とにかく、「バッテリー」と「マスター・オブ・パペッツ」は名曲です。