マイドリ・・・ラジオ音源をず~と聴いてます。良い曲ですね~・・・hydeのヴォーカリストとしての色んな面が聴ける名曲だと思います。唄いだしとラストの穏やかで優しい唄い方がとても好きです。そして、サビに向かって序々に朗々と唄いあげていくテクニック・・・以前のhydeにはなかったものだと思います。昔だともっと力んだような唄い方になっていたと思うんです、こういう曲って。「唄うことが楽しくなってきた」というhydeの言葉を実感できます。
hydeって、決していつも安定しているヴォーカリストじゃないと思うんです。絶不調の時期もあったと思うし、実際ライヴでボロボロな時もありました。でも、そういうことを乗り越えながら成長してきた現在のhydeは、今何度目かの絶頂期を迎えていると思うし、それらも含めて円熟期に入ってきたのかなと思う・・・とても良い意味でね。この曲、歌詞も演奏もそうですけど昔のラルクには絶対に出せなかった味があります。でも、昔も今も変わらないhyde独特の歌詞表現・・・「会えるといいな」とか、「笑顔のままの君でいられるように」みたいな、決して押しつけがましい言い方じゃないんですよね。他のアーティストだと「会いたい」とか「笑顔のままの君でいてほしい」っていう表現が普通だと思うんですけど、遠くから優しく見守っているような・・・そういうhydeの表現の仕方が好きです。まぁ、hydeの性格が歌詞に現れているだけだと思うんですけど、そんなところが自分がhydeを好きな、ラルクを好きな理由のひとつなのかなと思ったりします。
マイドリ一曲だけでもこれだけ楽しめてますから、本当にアルバムが楽しみです。ライヴで聴いた限りでは色んなタイプの曲が粒ぞろいに揃っていると思うし、ちゃんと作り込まれた音源だと、もっとhydeのヴォーカリストとしての色んな一面が聴けると思うのできっと名盤になるはず・・・そんな予感がします。
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