昨日、インテックス大阪へガンズ・アンド・ローゼズのライヴを観に行ってきました。開場が15時半で開演が17時ってことだったけど、オープニングアクトがあって、なんとムックでした。17時ちょうどにムックが始まったんですけど、近くで「ジャパメタは引っ込め~、お前らを観に来たんとちゃうんや~!」ってヤジってる人がいました・・・。まぁ、ムックファンなんてほとんどいない完全アウェイな状態ですからね。こういうのって勇気いると思いますよ。でも、そういう状態でも気合いの入った良いライヴをしてたと思います。武道館では空き缶投げられてたりしたらしいですけど、大阪は割と暖かく迎えてくれていたような気がしました。たま~にヤジやブーイングもあったけど、ちゃんと拍手や声援も起こってたしね。最後には近くの人が「お疲れ~」って声をかける人もいて嬉しかったですね。まぁ、どのライヴでもマナーの悪い人っているもんです。
ムックは40分ほどやってガンズの為の機材の入れ替えやセット設置などがあって、すぐに始まると思いきや・・・なかなか始まりません・・・。ガンズのライヴは1時間や2時間のライヴ遅れは当たり前だと聞いていたし、海外では5時間遅れで暴動が起こったという有名な話もありましたから、ある程度は覚悟してたんですけどね。まっ、やる気が起こらないと始めないらしいですよ。ワガママなバンドなんです(笑)結局、90分待たされました・・・オールスタンディングなので、ず~と立ったまんまです。照明が落ちると待ちわびたファンの押しがすごくてHYDEの箱ライヴを思い出しました。けっこう前のほうにいけたので、さらに押しがすごかったというのもありますけど。ライヴの内容は素晴らしいものでした。聴きたいとおもっていた曲がほぼ聴けたベスト・オブ・ライヴなセットリストでした。ヴォーカルのアクセル・ローズも絶頂期の20代を彷彿させるほどよく声が出ていて、動きも昔のまんまでした。ちょっとふっくらはしてましたけど(笑)もう、15年もアルバムもシングルも出していないのに一線級のトップバンドとして君臨しているところがすごいですね。もう、7~8年もニューアルバムが出るという噂が出ては消え出ては消え・・・今年の3月に発売とまで言われて結局ニューアルバムのタイトルのついたツアーが始まったわけですけど、どうもまだアルバムが出る気配はなさそうです(笑)もう、今までにアルバムの制作費用に5億円もかかっているらしいですけど、このまま出なくて消えてしまう可能性もありそうです。ライヴではアルバムに収録されるであろう新曲も何曲かやってましたけどね。
結局、ライヴが終了したのは10時・・・かろうじて終電に間に合いました。きっと新幹線で来ていた人は帰れなかったでしょうね。でも、6時間半も立ちっぱなしでトイレも行かず水分も取らず(ペットボトル持ち込み禁止でした)で・・・本当に疲れました。「足が棒のようになる」ってまさにこの事ですよ(笑)
かなり待たされましたけど、ある意味ガンズの伝説の一部に参加できたような気もして、心地よい疲れの不思議な一夜でした。
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