世間はゴールデン・ウィークですが、発熱して仕事まで休んでました。風邪ではないんですけど、腫れ物ができてそれで発熱したみたいです。まだ少し微熱が残っています。明日中に良くなればいいんですけどね。
そんなこんなで、せっかくの連休の半分をムダに過ごしてしまいました。年に一度なのに勿体ないね。
ず~と寝てたおかげでTVをよく観てましたけど、一番腹が立ったニュースがあります。
阪神タイガースの赤星選手が盗塁を1つ決めるたびに車椅子を1台、私設にプレゼントしているんですけど、そのサイン入りの車椅子がネットオークションに出品されていたらしいんです。ヒドイですよね・・・これ。
赤星選手が自腹でそういう善意をしているのに、なんなんでしょうね。赤星選手はこれにもめげずに、これからも車椅子をプレゼントしていくらしいのですが・・・ほんま、腹立ちますよ。どういう経緯で誰が出品したのか、ちゃんとつきとめてもらいたいものです。
ガーゼパジャマですか・・・買う気がないので、どんなのか見てもいないのですが(笑)相変わらず値段が高いらしいです。ガーゼといえばパンクを想像しますね。というか、セックス・ピストルズを想像してしまいます。
ピストルズって、僕が中学の頃に突然音楽シーンに現れて、すごく衝撃的だったのを覚えています。まだアルバムが出ていなくて、シングルが先に数枚出たのですが全部買ってましたね。当時、洋楽のシングルを買うことはほとんどなかったのですが、ピストルズに関してはアルバムが待ちきれずに買ってました。
結局、「勝手にしやがれ」というアルバムを1枚出しただけで解散してしまうのですが、このアルバムがその後のロックシーンに多大な影響を与えたのは間違いないです。ピストルズ以後、ロックにパンクの要素が存在しないのは無二に近いし、パンク・アン・シエルも存在しなかったわけですよ(笑)
今ではピストルズのアルバムはベスト盤(アルバム1枚しか出てないのに・・・)やら、デモテープ類やらライヴ、未発表曲を集めたアルバムなんかが沢山出てますけど、まずこの「勝手にしやがれ」を聴いてほしいです。
ピストルズのベーシストで、今やパンクの代名詞のように崇められている「シド・ヴィシャス」ですが、音楽的にはピストルズになんの貢献もしていないのは事実です。唯一のアルバムである「勝手にしやがれ」には、アルバム制作中に前ベーシストがクビになりシドが加入したんですけど、結局ロクにベースが弾けずに前ベーシストを呼び戻してレコーディングしたらしいですしね(笑)シドが与えた影響はやはりライヴでのスタイルやファッションによるものだと思います。現在のパンクファッションなるものは、全てシドからきていると言っても過言ではありません。NANAのレンが着けている「シドチェーン」と呼ばれている錠前ペンダントも、シドが最初に着けたものです。だから「シドチェーン」です(笑)
あと、やはりシドをパンクの代名詞にした一因は死に様にあると思います。「シド&ナンシー」という映画があるので、それを観るとだいたいわかると思います。
シドとナンシーが一緒に暮らしていた部屋でナンシーの死体が見つかりシドが逮捕されます。結局、シドを音楽シーンに戻そうとするレコード会社の働きかけでシドは釈放されるのですが、釈放後シドはドラッグ過多により死亡してしまいます。21歳という若さでした。
この映画、シド役をゲイリー・オールドマンが演じているのですが、まるでシドが乗り移ったかのようにすごい演技をしています。あと、実際に映画中にゲイリーが着けているシド・チェーンはシド本人が着けていたものらしいです。パンク好きな人は一度観てほしいと思います。あと。NANA好きの人も・・・なぜかというと、ナナとレンのモデルはシドとナンシーだからです。そう言ってしまうと、最後には2人とも死んでしまうのか?って想像してしまいますけど(笑)
シドが唄った「マイ・ウェイ」を聴くと、めちゃくちゃヘタなのにジーンときてしまう自分がいます。
なんか今日はパンクについて語ってしまいました・・・きっかけはパジャマなんですけど(笑)
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