kenちゃんの本、「アイアン・メイケン」を読みました。メタル好きな自分にとってはかなり面白い内容でした。メタル話からはズレていってる内容なんかもあったけど(笑)でも、ミュージシャン同志の対談ってのは興味深くて面白いね。ヒップホップ系の人達も、元々はメタル好きだったりして。でも、kenちゃんはさすが詳しいね~、メタルに関しては相当色んなのを聴き込んでいる感じ。対談しているミュージシャンもそうだけど、やっぱりプロになるくらいの人っていうのはいろんなのを大量に聴いてたりする。ちょっと汚い表現になるけど、プロのミュージシャンにとって食事が音楽を聴くことで、それによって排泄されるウンコが自分が生み出す音楽だったりすると思うんですよね。でも、kenちゃんが聴いているのはメタルだけじゃなくて、ピンク・フロイドだったりイエスだったりキング・クリムゾンだったり、ちゃんとプログレッシヴ・ロックも聴いてたりするのは凄いなぁ~と思います。そういう雑食なところもちゃんとラルクの音楽性に表れていたりしますね。アイアンメイデンに関しては、ヴォーカルがブルース・ディッキンソンよりも初代のポール・ディアノのほうが好きだっていうのは同じ考えなんで嬉しかったりしました(笑)うんうん、ブルース・ディッキンソンってどんな曲を唄っても上手すぎるんだよなぁ~・・・その点、ポール・ディアノは一生懸命な感じがメタルを感じる・・・意見合うなぁ~って。あと、AC/DCはアメリカでライヴを観て好きになったって言ってたのも嬉しかったな。AC/DCは昔から大好きなバンドなんでね。無人島に持っていくメタルのアルバムは・・・ってことで、ヴァンデンバーグの「ネザーランドの神話」、ジューダス・プリーストの「背徳の掟」、ブラック・サバスの「ヘヴン・アンド・ヘル」の3枚を挙げていたけど、どれもメタルの大名盤なので興味のある人は聴いてみることをお薦めします。まぁ、全体を通して読んでみると、kenちゃんの一番好きなメタルのバンドは、スレイヤー、ジューダス・プリースト、アイアン・メイデン、あたりってことですね~。
・・・ってことで、このメタル3バンドの代表作を紹介してみたいと思います。
スレイヤーの「レイン・イン・ブラッド」
スラッシュメタルの歴史的名盤です。どの曲も素晴らしい・・・混じりっ気なしの高純度の高速メタルが聴けます。スラッシュメタルでは、メタリカやメガデス、アンスラックスなどの代表的バンドの中でも、一番スピードが早いのがスレイヤーです。ただ、メタル初心者にとってはいきなりスラッシュメタル、特にスレイヤーはキツいのでは・・・と思います。でも、パンクアンシエルの夏の憂鬱みたいなのは大好き~!っていう人にはツボにハマるアルバムだと思います。
ジューダス・プリーストの「背徳の掟」
以前からkenちゃんのこのアルバム好きは知られています。メタルゴッドと呼ばれているヴォーカルのロブ・ハルフォードの凄さを実感できるアルバムです。ヘヴィーメタルのバイブル的アルバム。ハードなナンバー、ミディアムテンポ、バラードといろんなタイプの曲が揃っているので、とてもバランスが良くて聴きやすいアルバムになっています。それでいて、ヘヴィーメタルとはこれ!という存在感のあるアルバム・・・メタル初心者でもお薦めできます。
アイアン・メイデンの「魔力の刻印」
ヴォーカルがポール・ディアノからブルース・ディッキンソンに代わって発表した3rdアルバム。「誇り高き戦い」や「「魔力の刻印」など、未だにライヴでは欠かせない曲が揃った名盤。アイアン・メイデンはこのアルバムから音楽性が豊かになり、このアルバムをきっかけにメタルバンドの第一人者になりました。メタルを聴いていく上で絶対に聴かなくてはいけないアルバムの1つです。
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