L'Arc(HYDE)は、カバー曲をライヴなどでやることが多いです。今回はそれらの曲を紹介してみたいと思います。実は、自分でこれらのオリジナル曲を集めたCDなんかを作って楽しんでたりするので、そのCDの収録順番に紹介したいと思います(笑)
SMELLS LIKE TEEN SPIRIT - NIRVANA
この曲はHYDEファンには有名な曲だと思いますし、ロックファンにとっても忘れられない曲だと思います。ある雑誌で90年代を代表する曲として、レディオヘッズのクリープと並んで選ばれていました。原曲のカート・コバーンのシャウトは勿論素晴らしいのですが、HYDEのシャウトもなかなか負けてはいません。ただ、あのクセのあるギターの弾き方はなかなかカートのようにはいかないようです。666 TOURでは定番の曲でしたし、FAITH TOURでも何ヶ所かの会場で演奏されました。
Sweet Dreams - MARILYN MANSON
IRRESPONSIBLE HATE ANTHEM - MARILYN MANSON
この2曲は、ゾンビーズ名義でのシークレットライヴで演奏されました。マンソンの特徴的なヴォーカルはなかなかカバーできるものではありませんが、ここでもhydeのヴォーカルの器用なところが伺えます。低音のつぶやきのようなヴォーカルから喉が潰れんばかりのシャウトなど、なかなか頑張ってますね。
Beautiful People - MARILYN MANSON
これもマンソンの曲ですが、この曲は確かハロウィンライヴで演奏されてたっけ?ちょっと記憶が定かではないのですが、カバーされたのは事実です。この曲のようなズンズタッタ、ズンズタッタというマンソンお得意の曲調は、僕は勝手にマンソン音頭と呼んでおりますが(笑)ラルクのREVELATIONなんかも、このマンソン音頭の流れをくむ曲ですけど、こういう曲調ってヘタをするとヘンテコな曲になってしまうと思うんですけどもマンソンやラルクがやるとカッコよくなるんですよねぇ。
GERONIMO - ガスタンク
日本を代表するハードコアバンドで、hydeが日本のアーティストで最も尊敬しているBAKIが在籍していたガスタンクの曲です。この曲もある意味、ズンズタッタな感じなんですけど、もっと疾走感のある感じでカッコいい曲です。ラルク初期の頃にカバーされていましたし、第2回のバブルフェスの時にもHYDEヴォーカルでカバーされていました。
CARELESS WHISPER - WHAM!
これはラルクファンにはお馴染みの「LOVE LOVE 愛してる」でカバーされた曲です。当時、このワムの曲をカバーするっていうのは意外な感じでしたが、こういうAORな曲調もhydeが唄うと結構合っているもんですね。
LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS - THE BEATLES
これも、666やFAITH TOURでお馴染みのビートルズの曲です。ビートルズというか、ほとんどジョン・レノンのナンバーなわけですけど、サイケデリックな原曲の良さを残しつつ、HYDE独自の理解でハードな曲に仕上がっていましたね。余談ですが、昔hydeママに聞いた話で、hydeが最初にこの曲を聴いた時に歌詞の「セルロイド」という響きが頭に残っていて、後に「and she said」の曲のヒントになったと聞きました。
LAST CARESS - THE MISFITS
ハードコアパンクの代表的パンド、ミスフィッツの曲です。この曲も第2回のバブルフェスでカバーされていました。初期ラルクでもカバーしていたように思います。メタリカもこの曲をよくカバーしますが、メタリカバージョンはよりテンポが早くなってメタルテイストに仕上がっています。ミスフィッツは再結成後よりも、この頃のグレン・ダンジグがヴォーカルをやっていた頃が一番良いです。
Shout At The Devil - MOTLEY CRUE
これもラルクファンにはご存じのモトリー・クルーの曲です。ラルクのグランドクロスのライヴでは、ラルクの同名曲の冒頭で、このモトリーのイントロの「シャウト!シャウト!」という部分が演奏されていました。
丸々カバーも、なんかのイベントライヴで演奏されてましたよね・・・なんだっけ?ハロウィンだったっけ?これもちょっと定かではないですが、カバーはされたことがあります。原曲では、ヴィンス・ニールのハイトーンヴォーカルが特徴的なナンバーです。
Live Wire - MOTLEY CRUE
これまた、HYDEファンには超有名曲。666 TOURでは必ず演奏されていた曲です。当時、hydeistのBBSでHYDEが、「モトリーのライヴワイヤーをやるから予習しておいて!サビでかさまらいって叫んでくれ」って書いてました。勿論ライヴでは、みんな揃って「かさまらいっ!」(笑)モトリーのデビューアルバムのオープニングを飾った記念すべき曲でもあります。
Spider In the Brain - デッドエンド
これも、第2回のバブルフェスでカバーされていた曲で、ラルクの初期ライヴでも何度か演奏されていた曲でもあります。HYDEがアマチュア時代から好んでコピーしていた曲でもあります。これも余談ですが、デッドエンドのコピーバンドとして和歌山のライヴハウスに出演していた時に、当時のデッドエンドのMORRIE風に、自宅から長髪の髪を逆立ててセットしてライヴハウスに向かうHYDEに、ご近所から変な感じに見られていたことからHYDEママが、「もう家からあんな髪で出ていくのはやめて~」とHYDEにお願いしたらしいです(笑)
イントロから終わり方まで、とてもカッコイイ曲です。今聴いても、80年代の日本のバンドが出していた音とは思えないほど斬新な曲です。
心 はなれて - オフコース
この曲は、hydeistの第一回東京オフ会の時のみカバーされた曲です。HYDEが「唄ってみて、小田さんって高い曲を作るなぁ~」って嘆いてましたけど(笑)オフコースの中でも隠れた名曲ですね。HYDEのヴォーカルは、特にテクニックなどにこだわらず素直に原曲をカバーしていたという感じでした。小田さんと比べても、この曲を唄うHYDEの声は透明でした。
・・・まぁ、こういうようなCDを作って面白がってたりするわけですよ(笑)でも、本当にどれも良い曲ばかりで、曲調とかバラバラなんですけど違和感なく聴けたりするのです。
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