マーティ・フリードマンが書いた「いーじゃん!J-POP」という本を読みました。
この人、今じゃ日本在住でTVとか出たりしてタレントと化していますけど、元々はメガデスというビッグネームなメタルバンドのカリスマギタリストなのですよ。海外でもかなり有名なギタリストの1人です。でも、J-POPが大好きでメガデスを脱退して日本に来ちゃったくらいJ-POPに造形が深くて、今じゃ日本人よりも日本の音楽に詳しいJ-POP評論家のようになってます。
彼の言葉によると、「J-POPは世界に誇れる素晴らしい音楽」なんだそうです。
この本の中で、ラルクの「DAYBREAK'S BELL」のことを書いていて、最初はAメロから激しいドラムを叩いていてちょっと引いてしまったそうです。でも、2回目に聴くと、もっと深い作りになっていることに気づいて、最初にバラバラに聞こえていたドラムが、曲全体に流れている壮大なイメージをガッチリとサポートしてコントロールしているところがラルクのサウンドの秘密かもしれない書いていました。あと、パンク・アン・シエルのことも書いていて、楽器を交換してもちゃんとできているところがすごいって書いてました。メガデス時代にやったことがあるけどボロボロだったらしいです(笑)
他にも、いろんな日本のアーティストのことを書いていて、とても楽しく読めました。この人、メタルな人なのに、実は歌謡曲が一番好きみたいですね(笑)
あと、外人つながりということで、今日たまたま女性週刊誌を読んで知ったのですが、今話題の黒人演歌歌手ジェロが日本にやってきた時、最初に和歌山市に住んでいてNOVAの講師のバイトをやっていたらしいですね。その頃から坂本冬美(和歌山出身)が好きだったらしいから、そういう関係で和歌山に来たのかな?(笑)
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